image

インタビュー INTERVIEW

  1. トップ
  2. インタビュー

ディスカッションDISCUSSION

これからのまるだいについて 次世代へこころを運ぶ

将来、子どもが働きたくなる100年企業を目指して

1958(昭和33)年5月、小田原市万年町に「株式会社まるだい運送」として誕生し今年で66年-。
将来、子どもが働きたくなるような100年企業を目指して、4名の部長陣が「これからのまるだい」について語り合いました。
※文中、まるだい運輸倉庫を「まるだい」と表記しています。

プロフィール

  • まるだいはワンチーム地元になくてはならない存在に

    倉庫事業部部長江川 仁egawa hitoshi

    1975年、神奈川県小田原市出身。知人の紹介と秋元社長のビジョンや考え方に感銘し、挑戦したいと2019年に入社。座右の銘は「何事にも挑戦」。趣味はサウナ、筋トレ、ジョギングで好きな食べ物は寿司と焼肉のスポーツ愛好家。
    保有資格は玉掛け技能講習、食品衛生責任者、第二種衛生管理者、防火管理者、安全管理者、運行管理者等指導講習、普通救命講習。

  • まるだいは人と向き合う現状が正しいのかを追い求めて

    執行役員 兼務 総務部部長関根 輝空sekine rukia

    1981年、神奈川県愛甲郡出身。転職のタイミングで姉と慕う秋元社長からのお誘いに即決し、2017年に入社。座右の名は「敵は己の中にあり」。「六三四の剣」に影響を受け3歳から始めた剣道は四段の腕前。趣味は苔テラリウム作り、神社仏閣巡り、旅行、好きな食べ物は巨峰、焼肉。
    保有資格は高等学校教諭第一種免許状、中学校教諭第一種免許状、ライフスタイルプランナー、大型自動車免許第一種、フォークリフト運転技能講習修了証

  • まるだいは未来を見据える災害時には迅速に物流の使命を

    運輸事業部部長森 正樹mori masaki

    1973年、神奈川県秦野市出身。「地域での信頼感が高い」との評判を耳にし、2002年に入社。仕事のモットーは「何とかなる!」、座右の銘は「千里の道も一歩から」「雨だれ石を穿つ」の穏健派。趣味はバイクツーリング、山登り。好きな食べ物は「納豆」、映画は「きっと、うまくいく」、本は「その犬の名を誰も知らない」。
    保有資格は大型自動車免許第一種、安全管理者、OA操作機器技能検定。

  • まるだいは多様性を重視時代の流れに沿った情報発信を

    営業部部長市川 充宏ichikawa mitsuhiro

    1979年、南足柄市出身。高校時代のアルバイト経験時に感じた「明るい会社だな。自分の力を発揮できるかも」を胸に、導かれるように2013年に入社。モットーは「明るく元気にオタクに前向き!」のムードメーカー。趣味は神社仏閣の石垣を見ること、プロ野球生観戦。好きな食べ物は「生チョコ」、映画は「とんび」。
    保有資格はフォークリフト運転技能、運行管理者指導者講習、ガス溶接取扱。

THEME01

まるだいってどんな会社?部長の仕事&入社理由

運輸事業部、倉庫事業部、営業部、総務部の部長の皆さんによる座談会となります。まずは皆さんの簡単な自己紹介と仕事内容からお願いします。

江川
倉庫事業部部長の江川です。信用金庫で陸上競技部に在籍していたこともあり、ジョギングや筋トレが趣味で、最近はサウナにはまっています。主な仕事は倉庫事業部全体の売上拡大、目標予算に沿った収支改善などの管理をしています。また、人材育成や各所長のマネージメントなどもしております
関根
執行役員の関根です。名前は輝空と書いて「るきあ」と読みます。剣道は3歳頃から始めて、今も続けています。当時、剣道ブームだったのか、アニメに夢中になって。高校も大学も剣道で切り拓いたようなものです。総務部は、それぞれの事業
部が働きやすくなるように情報を収集し、適切に共有しながら会社全体を円滑に回す「縁の下の力持ち」のような仕事がメインとなります。人事採用も担当しています。
運輸事業部部長の森です。2002年入社ですので、もう22年になりますね。運輸事業部は、トラック、トレーラーから乗用車まで含む、「車で運べるもの」を預かって、お届けすることが主な仕事になります。物流ですね。旅行系の専門学校で商業や接客などを学んだこともあり、お客様に対する接し方や営業の仕方なども教えています。
市川
営業部部長の市川です。仕事内容は既存顧客の関係強化、そして新規顧客の開拓などになります。高校時代は様々なアルバイトを経験しました。まるだいでもアルバイトの経験があり、当時から「明るい職場で力を発揮できるのでは」と思っていたことや、前職でお世話になっており、まるだいに転職した先輩からもお誘いを受けて2013年に入社しました。

市川部長はアルバイト経験もあり、当時の印象が良かったこともあり、まるだい入社とのことですね。他の皆さん、入社された理由を教えてください。

私は近隣エリアの市にある会社でトラックの運転手として働いていました。当時から、小田原のまるだいは働く環境が整っている、と耳にしていました。その頃は極端ですが業界全体が「寝ないで走る」ような時代でもありましから、恵まれた環境で働きたいなと思い、2002年に入社しました。実は当時は「まるだい入社は紹介制」との話も耳にしていて、入社まで1年かかりました。
関根
私はちょうど転職を考えているタイミングで、秋元社長からお声がけいただき、入社しました。学生時代から姉のように慕っていたこともあり、「秋元社長の力になりたい!」と即決でした。
江川
私は令和元年ですから2019年の入社になります。秋元社長のビジョンや考え方に感銘を受けて、まるだいで挑戦したいと思い入社しました。

THEME02

まるだいってどんな会社?まるだいの社風

皆さん、全員が中途入社から部長になられたわけですね。まるだいの社風についてはいかがでしょうか?入社前でも、入社後でも、どのようなイメージを抱かれていますか

市川
私の場合は、先ほども話したように、アルバイト時代から良い印象を抱いていましたから。入社後は、ここにいる部長の皆様もそうですが、多様性を重視し、様々なバックグラウンドを持つ人々が協力して働いていること、そして地域社会貢献への取り組みが積極的で、社員として誇りを持てること、を強く感じますね。
入社前から評判が良いこともあり、働きたいなと思ってから入社まで1年かかりましたね。まるだいは「社員のことを大切に考えている」と当時から聞いていましたが、実際に入社しても、その通りだな、と思います。良い人が多いですよね。運輸事業部にもご年配の方も多くいらっしゃいますが、それだけ「働く環境としての居心地の良さ」を感じられているからだと思います。
関根
皆さんも経験されたように、私も大きな会社で勤務した経験もありますが、本当に「人と向き合う会社」だなと感じています。例えばですが、退職を考えている同僚や社員に対しても、そこまで親身になるものかな、と思うぐらい時間をかけて相談に載ったりしますし。
江川
まるだいに入社してから気付きましたが、本当に派閥が無いことに驚きました。1958(昭和33)年創業で、歴史もあり社員数も多い企業ですから、派閥争いがあっても不思議ではありませんから。

今、お話に出たように会社規模で考えると「派閥がない」ことは非常に珍しく映ります。実際に派閥がないことのメリットなどを感じられたことはありますか?

ここにいるメンバーの中では私が最も社歴が長い形ですね。確かに派閥が存在した時代もありましたが、会社の存続や発展を前に、派閥が消滅していった感じですね。そのままの環境を望む方もいらっしゃいますし、新しく改革しなければとのビジョンを持たれる方もいます。ただ、重要なことは「常に未来を見据える考え方を持つ」だと思います。
関根
派閥と関係あるのか分かりませんが、大きな会社にありがちな「型が決まっている」「ルールが決まっている」ことも少なくありません。その点、まるだいは中小企業の強みと言うのでしょうか、「スピード感がとても早い」と感じています。
江川
派閥の規模にもよりますが、「何よりも派閥を優先する」ようでは、会社の仕事は回らずに滞ってしまいます。その点、今のまるだいは「ワンチーム」でスピーディに動ける体制が強みだと思います。ここにいる部長陣も40代、50歳を迎えたばかりと比較的若いですし、会社全体に若さと言う強みもあります。関根部長の言われるように、社内稟議など色々な決断が1週間もあればクリアになります。スピード感は、本当に当社の強みの一つですね。
市川
確かにワンチームですね。様々な経験をされて、皆さん今、まるだいにいます。多様性を感じられる社風の中で働けること自体が、私は気に入っています。また、会社としてワンチームで清掃活動などを通じて地域への貢献を大切にしていることも誇りに思います。

THEME03

まるだいってどんな会社?まるだいのこれから

「2024年問題」など、物流業界にとっては大きな転換期となります。ドライバーの方はもちろんですが、ほぼすべての業界で「人材確保」が会社発展の鍵を握ることになりそうです。 ※2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制と改正改善基準告示が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、「モノが運べなくなる」可能性が懸念されております

関根
2024年問題に関しては、やはり運輸事業部の森部長から。
物流業界では「2024年問題」は注目される話題であり課題でもあります。これまでお話に出ましたように、当社としては「スピード感」を持って対応しています。「2024年問題」が浮上した頃から意識しながら対策を練り、シミュレーションもしながら実は昨年中にはほぼ問題がないレベルに達しました。労働時間短縮の体制をはじめ、逆に労働時間制限による「給料減の問題」も同時にクリアする体制を整えています。
関根
2024年4月から、当社は「完全週休2日制」となります。
やはり経済面を心配される社員もいらっしゃいますので、収入が減らない仕組みも構築しています。まずは、従業員皆さんが豊かに笑っていただけるようにと、考えています。

その他にも「適正価格」や、震災時の「物流」など、まるだいは、どのようなビジョンで立ち向かうのでしょうか?

市川
様々な業界で話題の「適正価格」ですが、それぞれの事業部長が交渉されています。物流の適正価格に対する重要度、理解度、認知度をご理解いただけますように、二度、三度とお伺いしてお客様にもご納得いただけることが大切ですね
江川
倉庫事業に関しては、ある程度の相場が決まっていますので、運輸事業に比べると適正価格の相場観が出来上がっています。適正価格の交渉については、運輸事業部の森部長が大変な立場ですよね。
関根
震災時の「物流」ですが、令和6年能登半島地震の被災地となった石川県金沢町へ、当社のトラックが救援物資の輸送にご協力させていただきました。小田原エリア2市8町の物流をどうやって守るのか、を常に意識しています。
そのためにも、横の連携も大切にしています。生命線となるライフラインをしっかりと守るためにも、小田原市、南足柄市の運送会社様との良好な関係作りにも力を入れています。
市川
災害時の支援物資輸送指定事業所として、当社は神奈川県トラック協会と小田原市と協定を結んでおります。「モノを運ぶのは物流の仕事」ですから。
関根
元日に震災が起きて、4日に支援物資輸送の依頼が来て、5日には動いていました。
当然のことですし、議論の必要もなく即決です。災害時は、特にスピード感が大切になります。

THEME04

まるだいってどんな会社?次世代へつなぐために

まるだいは「次世代へこころを運ぶ」を掲げ、将来、子どもたちが入社したいと思うような会社を目指しています。令和の時代に、何が求められるでしょう。

市川
やはり時代の流れに沿った会社、企業でなければなりません。老舗ではありますが、老舗だからこそ、今の時代に適したことを模索することが大事です。現代の若者に響くSNS、動画、ゲームなどを通じて情報発信しても良いですし、「楽しそうな会社だな」とアピールすることも必要です。
今の時代は「イメージが重要」になります。物流業界として、トラックなど当社の車輛も街中を走ります。その際に、同業他社だけではなく、老若男女、皆様から見られています。運輸事業部では「常に相手のことを考えて運転しなさい」と教育しています。相手の立場になってみて、「優しい運転」が出来ているのか、を意識しています。
江川
4月から完全週休2日になります。ただ、まだまだ残業が多い方もいます。一週間に一日は「ノー残業デー」を設けて仕事もプライベートも両立し、ともに充実できると理想です。若い人や、子どもたちから「将来、まるだいで働きたい」と思っていただけるような環境を整えていきたいですね。
関根
私達が20代の時と今の20代の考え方が全然違うと思います。先ほど市川部長からも出ましたが、今の若者に何が響いているのか、何が流行っているのか、まずはそこからしっかりと理解して、会社としても常にアップデートすることが求められます。

次世代へこころを運び、100 年企業となるために。

市川
経営陣も「100年企業を目指す」と明言しています。それに向け、経営幹部に対して成長を与えてくれる会社です。そして経営幹部から部署全体に成長を与える、その組織づくりをしています。長く会社を存続させるためには、人が必要であり、そして人の成長も不可欠です。時代に適合しながら、更なる高みを目指しています。
江川
小田原に根付いている企業として、「まるだいのイメージ」はあると思います。これまで築かれたイメージを大切にしながら、これからも「地元になくてはならない物流会社」として100年企業を目指すことが我々部長陣の使命かなと思います。時代の課題に対して、まるだいらしく「ワンチームでスピーディ」に対応していきたいですね。
「今、当たり前のことは当たり前ではない」と、常に未来を見据えることですね。地道な活動を続け地域から慕われる存在になり、そして災害時には迅速に物流の使命を果たす。100年続く企業にと。同業他社との関係性も構築しながら、小田原エリア2市8町の物流を、いつまでも守れるようにと、願っています。
関根
働く職場の環境もそうですが、今のやり方が本当に正しいのかを追い求めることが大事だと思います。世代や年齢を問わずに耳を傾け、その意見から何をすべきか、何が出来るか、を考えて行動することですね。100年企業を目指すためにも。

まずはお気軽にご相談ください。

CONTACT
お電話からのお問い合わせ

0465-37-8611

受付時間:平日 9:00〜17:00

WEBフォームでのお問い合わせ(24時間受付)

お問い合わせフォーム